自分自身をどう評価しているかは食べるものに現れる

自分自身をどう評価しているかは食べるものに現れる

連日の「備蓄米」「古古古米」ニュースが流れるたびに、
テレビを消すか消音にしています。

皆さんはこのニュースをどういう思いで見ていますか?

私は正直、怖くて仕方ありません。
備蓄米を全部放出してしまったら、
来年不足した場合は有無を言わせず
輸入米を買うしかなくなります。

その輸入米と言えば、一番多く店頭に並ぶのは
アメリカ産のカルローズです。
遺伝子組み換え米で、さらに農薬たっぷりの危険米です。
そのことを知っている人はどのくらいいるでしょうか?
それ以前に、来年はコメが十分流通すると思いますか?

来年はもっとコメ不足になります。
備蓄米はありませんから、5キロ5,000円じゃすまなくなるでしょう。
そうなると安い輸入米を買う人と、
高くても品質の良い国産米を買う人に
二分されるのだと思います。

これが数年前から言われていた
風の時代の二極化という現象そのものです。

安い輸入米を求める人たちは、
備蓄米・古古古米購入の列に並ぶ人のことですね。
日本人として、こんな古米を買うことは
屈辱以外の何ものでもないと思うのですが、
生きるためなら安けりゃ良いと考える人は
たくさんいるのかもしれません。

そもそも、食べ物によって日本の食は汚染され、
そのために日本人のガン患者が増加していることを
どれほどの人が気づいているでしょうか?

食品添加物の数は世界一で1,500種類。
農薬使用量も世界二位(一位中国・三位韓国)。
柑橘類は外国から日本への輸出分だけが農薬使用。
ブラジル産鶏肉にはホルモン剤が使用。
アメリカ産・オーストラリア産ビーフにもホルモン剤が使用。
国産のお茶は農薬が使用されているのに、海外輸出分は未使用。

今ざっと頭の中にあるものを列記しただけでもこんな感じです。
ですから、良いものを選ぼうと思うなら、
国産の有機栽培や無農薬のもの、
そして加工品は極力買わないといった、
食べること自体が修行のような日々を送る覚悟が必要になります。

簡単に言うなら、身体に良いものは正直「高い」。

それをどこまで自分に課すことができるかというのは、
自分がどれだけ価値のある人間かを決めることに
他ならないわけです。

ですから、備蓄米や古古古米を求めるというのは、
自分の価値を自分が低く見ているということに
なると思うのですね。

コメ5kg=5,000g=33合
1合=150g
茶碗一杯0.5合が75gです。

つまり、コメ5kgが5,000円なら
ごはん茶碗一杯は75円ということです。
高いですか?

今までのように5kg2,000円時代は、もうやって来ません。
どんなに懐かしんでも、もうやって来ないんです。

だから頭を切り替えることと、
食に関する正しい知識をたくさん仕入れることが必要です。

エンゲル係数が高くなるのはこれからの時代
仕方のないことと諦めること。
それに代わって飲み会や会食を減らすこと。
嘘の多い情報を見極める力を養って自分の身を守ること。

それらができなければ、ガン化まっしぐらのカルローズに
手を伸ばすことになってしまいます。

ちなみに私は、コメは少々高くても低農薬か無農薬のものを
米穀店から買うことにしています。

日本人の愛国心を訴える者としての心意気です!

メニュー