寂しいシンクロ
以前住んでいたところの最寄り駅すぐそばの、
目立つ場所にあった老舗文房具屋さんがなくなっていました。
閉店して改装工事をしていたのです。
すごくショックを受けました。
引っ越してからもこの町にはたまに行くことがあったものの、
実際こちらのお店では昨年末にカレンダーを購入したという
それだけのお付き合いでしたが、
その地域に長く存在していたことがハッキリわかるお店の閉店は、
馴染みでなくても寂しいものですね。
ただ、今回のこの件は自分とも大きなシンクロをしているのです。
なぜなら、実は来週札幌へ引っ越しをするから。
Uターンなのですよ。
自分の選択した道が正しいかそうでないかの指標は、
直感に従ったものであれば絶対的に正しいと言えるのですが、
そうはいっても人間不安に襲われるもの。
どうしても目に見えるもので確認したいのですね。
それがこうしたシンクロ。
ちょうど2年前に札幌から関東に来たときは、
「再び戻ることはないだろうと」と豪語するほどでした。
ですが、わずか数か月後に客として知り合った人が
すぐさまそのお店を退職したのを皮切りに、
この2年間で出会いと別れがセットされたケースが5~6件もあり、
「関東は人が多いから、人の入れ替わりが多いんだな」
なんて悠長に思っていても、思えばもう当初から
自分が関東にいるのは短い期間だと暗示されていたのが、
今になってやっと腑に落ちるのです。
その時わからなくても、ずっと後になってわかることって、
実はものすごく多いのですよ。
ですからリアルタイムでのシンクロは、
ある意味わかりやすい現象なので、
キッパリと心の整理がついてありがたいものです。
ちなみに、関東に来てからも一度引っ越しをしているため、
冒頭のような不思議な表現になってしまいました。
つまり、3年間毎年引っ越しする羽目になっているというわけです(笑)。
それだけ、エネルギーのアップデートが
拠点変更という形で必要とされているということがよくわかります。
もちろん、それもまた自分にしかわからないことですけれど・・・。