古文書(こもんじょ)ってなに?
古文書という言葉から何を連想しますか?
「大昔の本でしょう」
そこまではなんとなくわかりますよね。
インディ・ジョーンズの暗号びっしりの門外不出のものでしょうか。
ラテン語で書かれた中世の本?三国志時代の中国の本?
まぁ、そういうものもありますね。
でも、ここでいう古文書は外国のものではなく、日本のものです。

日本の江戸時代以前の書物のことなのです。
日記・手紙・記録・経典・証文・書状など多種多様なものがありますが、実のところ古文書と古記録とを区別する定義が非常に曖昧で、専門家の間でも意見の分かれるところのようですから、早い話が「ええい、もう全部古文書じゃ!」
としてしまっても、差し支えがなくなっている感じがします。

さらに、明治時代のものも、もはや古文書扱いになっているような気すらするのです。糸で綴じてる形状であれば、時代はわかりませんから。
研究者以外の一般人が目にする古文書としては、多数の人が手にすることのできた大衆本が、もっとも流通量が多いために残存数も多く、入手できる機会が多いと言えるでしょう。主に、このような版元(出版社)の発行した読み物が、
いま私たちが手にすることのできる古文書の中心ではないかと思います。
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